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安全性と利便性


セキュリティを取るか、使いやすさを取るか

最近は街のあちこちで無料Wi-Fiスポットが増えてきました。
外出先でも安定した速度でインターネットを活用できるのは本当にありがたいことです。
それでも海外の無料Wi-Fiスポットと比較してみると、日本の場合は利便性が悪いと言われています。
利便性が悪いと言われる理由は、無料Wi-Fiスポットを利用する際にメールアドレスの登録を促される場合があるからです。
わざわざメールアドレスを登録しなければいけないなんて面倒だとの声も多く聞かれます。
メールアドレスの登録を促す理由は、犯罪行為に無料Wi-Fiスポットを悪用されないためだと言われています。
無料Wi-Fiスポットを活用して何らかのネット犯罪に使われることがないように、本人確認という意味でメールアドレスの登録を促していると考えられます。
セキュリティ面を考えていると、ある程度は仕方がない措置だと考えることもできますが、安全性と利便性のどちらを優先させることがユーザーにとって利益をもたらすのかをよく考えなければいけませんね。

参考:http://www.toskyworld.com/archive/2014/ar1401ohm.htm

無料Wi-Fiスポットはセキュリティの穴が多い

人によって無料Wi-Fiスポットの活用法が異なりますが、利便性よりも安全性を優先して考慮する場合は使い方に注意しなければいけません。
外出先でWi-Fi環境のインターネットを活用できる便利さを実感できるからといって、どんなWi-Fiでも接続しないようにしてください。
特に注意しなければいけないのはFree Public WiFiやFONなどのアクセスポイントです。
いかにも無料Wi-Fiスポットという印象を受ける名前が付けられていますが、これらのアクセスポイントはセキュリティ対策がされていないだけでなく、場合によってはウィルスに感染させられてしまう場合もあると言われています。
詳しい知識を持っていない方が無料Wi-Fiスポットだと思い込んで接続したことで、使っていたパソコンやスマホを介して個人情報が盗まれたり、クレジットカードなどの大事な情報が盗み見されるという事態に発展しかねません。
場合によっては自分のパソコンやスマホから更に他の人へ悪いウィルスを拡散させる可能性もあります。

安全性が高い無料Wi-Fiスポットを利用する場合は、暗号化の有無について確かめてください。
Wi-Fiに接続設定を行う場合に暗号化の情報を必ず確認するクセを身につけることが大切です。
もしも暗号化がNoneになっていた場合はセキュリティ対策がされていないため、接続しないようにしてください。
暗号化がWPA2-AESなどと表示されているものがおすすめです。
WEPも暗号化されていますが、比較的簡単に解読可能な技術なので使用は避けてください。