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料理をしている2人組の女性

学生寮が選ばれる理由


地元から離れ、都内の大学に通うとなると、学生寮の利用を考える人もいるのではないでしょうか。
学生寮のイメージというと、堅苦しい・制限があるイメージに捉えられがちですが、最近は学生寮に入居を希望する学生も多いようです。

プライバシーが守られた個室

かつての学生寮では、仕切りのない部屋でカーテンを使用し、布団が敷かれた状態で過ごす、ということもあったそうです。
しかし近年では、学生一人ひとりのプライバシーが守られるよう、ベッドと机が付いた個室が完備されています。
一人の空間が保たれるようになっているぶん、ホッとくつろげるのも嬉しいところですね。

玄関はオートロックで防犯カメラも設置。
部屋の中には天井フックが吊るされているところもあり、この天井フックを使えば、外に洗濯物を干すのが気になった際、室内で干すことが可能です。
プライバシーが完備されている環境で過ごせるというのが、一番の魅力ではないでしょうか。

食事付き・家具家電付き

早稲田大学学生寮ほとんどの学生寮に管理人が常駐していることも多いので、栄養バランスが整った食事が食べられるのも魅力のひとつです。
近年では、既に個室に家具家電が備え付けられている学生寮もあり、鞄一つで引っ越しができるという点もいいですね。

写真は、早稲田大学の学生寮のひと部屋です。(画像参照◇早稲田大学(早稲田キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

かつて、自分の弟が通っていた早稲田大学の学生寮についても気になって調べてみたのですが、ここも家具家電付きの部屋が完備されているそうなので、自分もアメリカの大学に行ったときにこんな部屋に住みたかったです。

他にも、バストイレ別という寮や女子学生専用の寮もあるので、男子学生だけではなく女子学生も安心して一人暮らしをすることができます。

一般賃貸で一人暮らしとなると、どうしても食事の栄養バランスが偏ってしまったり、家電なども全て揃えないといけないので、健康面はもちろん引っ越し費用も浮かせることができますよね。

他にもメリットはたくさんある

寮生活に入ってから、人見知りの性格が改善されたケースもあるようです。
複数人と生活を共にするので、学生寮を敬遠しがちな人もいることは確かですが、次第にうち解けていき、皆の輪に自ら進んで加わる寮生もたくさんいます。

一般賃貸での一人暮らしは、自分の生活リズムで過ごせる反面寂しさも出てくるものですが、学生寮では一人の空間を確保しつつ、皆と楽しく過ごせるので、生活にも張り合いが生まれます。

また、実家にいた頃は親に任せきりだったことも、寮では皆で協力・分担して行うので、自分でやるべきこと・相手と協力して行うべきことを自らの経験を通して学び、協調性やコミュニケーションスキルも高められます。

このように、学生寮に住むようになると、少しでも自立心や協調性が芽生え、人間としても成長できるでしょう。
学生のうちに、たくさんのことを学んで、社会人として立派に活躍できるような人間に育ってほしいですね。