1. >
  2. >
  3. フィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは


本物に成りすまして騙す

インターネットを活用していると、様々な脅威に晒されるため注意が必要です。
特にメールを受ける際やサイトを閲覧する際に注意しなければいけないのがフィッシング詐欺です。
いかにも本物だと思わせるような巧妙な罠を仕掛けて、ユーザーを騙して釣ろうとする詐欺行為なので、フィッシング詐欺と呼ばれています。
インターネットを使い慣れているはずの方でも、思わず引っかかってしまいそうになることから、日頃から十分な備えをしておくことが大切です。

参考:フィッシング110番

フィッシング詐欺の手口

本物だと見せかけるフィッシング詐欺の手口は非常に巧妙です。
銀行などの金融機関やクレジットカード会社を装って大切な個人情報を盗もうとするのがフィッシング詐欺なので、怪しいなと思ったら無視することが大切です。
最初の段階では、不正に入手したメールアドレスの情報を基にして、ランダムに詐欺メールを送り付けます。
メールの内容は以下のような事例があります。
「当社のセキュリティシステムを向上させるためにお客様情報の再登録をお願いしています。こちらのリンクをクリックして速やかにお手続きをお願いします」
「あなたのSNSアカウントが乗っ取られた可能性があります。アカウントを保護するために、こちらのリンクより再登録をお願いします。」
などのように、メールに記載されているリンクから偽物のサイトへ誘導する内容になっているのが特徴です。
心当たりのないサイトを装っている場合は無視をしていれば良いのですが、実際に登録しているサイトを名乗っている場合は本物なのかと思っても仕方がないかもしれません。
しかも、個人情報を登録しなければいけないと思わせるような内容を記載しているため、あまり深く考えずに登録してしまう方も多いようです。

フィッシング詐欺が恐ろしいのは、誘導されるサイトが本物と同じように作られている点です。
以前にも発生したことがあるのは、銀行のウエブサイトと非常によく似たサイト構成で、本物だと見間違えてもおかしくないくらいのクオリティに仕上げた偽物のサイトで個人情報を登録させる画面を表示させる点です。
きちんとURLを確認してみると、本物と同じようなドメインを使用しているため疑うことなく個人情報を入力するケースが多いです。
例えば本物は「○○.com」なのに、偽物は「○○.net」になっていて、素人では判断できない場合があります。

フィッシング詐欺対策

フィッシング詐欺対策として気を付けなければいけないのが、送り主が不明なメールのURLを安易にクリックしないことです。
企業を名乗るメールが送られてきた場合は、本物の企業へ問い合わせをしてみましょう。
この時点で詐欺行為が行われている事実が発覚する場合もあります。
個人情報を簡単に入力させようとするメールは詐欺の可能性が十分高いことを覚えておいてください。