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ワンクリック詐欺

ワンクリック詐欺の対策について


社内のインターネット使用は要注意!

インターネットに接続されている状態で業務に使用する場合には、必ずと言っても良いほどリスクが伴います。
どんなにセキュリティ担当者がウィルス対策を実施していても防ぐのが難しいのは、ワンクリック詐欺です。
パソコンを使用している人の意思でクリックすることで発生するものなので、各々が気を付けることが一番良い対策だと言えます。
ワンクリック詐欺については一般の人も熟知していると思いますが、それでも被害者が後を絶ちません。
おかしいな?と思いながらもクリックしてしまい、何らかの被害に遭っている方が多いのです。
社員全員にワンクリック詐欺の対策について熟知してもらい、会社から被害者を出さないように啓発活動を実施しましょう。

参考:ワンクリック詐欺の対処法、教えます。

怪しいリンクはクリックしない

インターネットで色々なサイトを閲覧していると、「今だけ無料で公開中!」「今すぐ動画を見る(ここをクリック!)」など、この先が気になってしまうようなリンクが存在しているサイトを見かける場合があります。
送り主がよくわからない相手から送信されてきたメールに記載されていたリンクをクリックさせるなど、ワンクリック詐欺の手口は年々巧妙化しています。
何となく心当たりがある…というユーザーの心理を悪用した手口は、まさに悪知恵と言っても良いほどの真実味がある方法を駆使しています。
ワンクリック詐欺の対策で一番良い方法は、不審に思われるリンクを不用意にクリックしないことです。
日頃から変だなと首を傾げながらクリックしているようでは、いつかワンクリック詐欺に引っかかってもおかしくありません。
会社でも怪しいサイトを閲覧しないようにする、送信者がわからない相手からのメールに記載されているリンクは絶対に怪しいなどの対策を周知させることが大切です。

特に注意したいのは、リンク先の拡張子が.exeになっている場合です。
ワンクリック詐欺でよくある手口の「会員登録が完了しました。○万円を振り込んでください」などのページが自動的に表示される場合も多いですが、最近はリンクをクリックすると自動的にウィルスが仕込まれたプログラムを実行させるようにしている場合があります。
プログラムの拡張子が.exeなので、間違いなく悪意のあるプログラムをインストールさせようとしていると考えても良いでしょう。
リンクをクリックする前にマウスを置いてリンク先を確認する癖を身に付けると良いです。

万が一引っかかった場合

一般的なワンクリック詐欺は、何も連絡をせずに無視をし続けてください。
IPアドレスが相手にわかっても、こちらから教えない限りは個人情報が漏れることはありません。
うかつに連絡をすることだけは避けてください。
.exeのリンクをクリックした場合はウィルス感染している可能性があるため、直ちにセキュリティ担当者へ報告してください。