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メモ

パスワードの管理について


記憶に頼るのはやめましょう!

仕事でも色々なサイトでパスワードを使い分けている方も多いはずです。
覚えやすい文字列に設定している方もいれば、サイト名の頭文字などを組み合わせて使い分けている方も多いでしょう。
パスワードを覚えておくと、外出先でもすぐに利用できるので便利ですが、記憶に頼りすぎるのは危険です。
何かの拍子に忘れてしまう場合もありますし、あまりにも簡単なパスワードに設定していると情報が盗まれるリスクも高くなります。
しっかりとしたセキュリティ対策のためにも、パスワードの管理をしておくことが大切です。

参考:増え過ぎたパスワードを管理しよう!

ソフトで管理

パスワードをしっかり管理するためには、専用のソフトを活用すると便利です。
ユーザーが多いのは、IDマネージャーなどがあります。
IDマネージャーはフリーソフトなので、どなたでも気軽に利用できるメリットがあります。
ソフトを起動させる際にあらかじめパスワードを設定しておくと、第三者に閲覧できないようにロックをかけることができます。
最初のパスワードだけはしっかり覚えておかなければいけませんが、サイトのログイン情報をどんどん登録しておけば忘れることがありません。
保管したデータはバックアップ後に保存をしておくこともできます。

LastPassはブラウザと連携することで保存したログイン情報で自動的にログイン処理を行うことができる便利なソフトです。
保存されるデータは暗号化されていますので、第三者が解析しようと思ってもなかなかうまくできません。
パソコン用は無料で利用できますが、スマートフォンやタブレットでも同様の機能を使いたい場合には年間12ドルのプレミアム版を活用すると利用できます。
同様のソフトとして有名なのがロボフォームや1Passwordなどがあります。
トレンドマイクロやノートンなどのセキュリティソフトを開発している会社でもパスワード管理用ソフトを開発しています。
他にもエクセルなどの表計算ソフトで管理する方法もありますが、セキュリティ面で考えると専用ソフトを活用した方が安全だと考えられます。

紙に書く

パスワード管理用のソフトを使うよりも、紙に手書きでメモをした方が安心だという考え方もあります。
そこでパスワード管理用のノートを用意して、パスワードなどのログイン情報をしっかり記入しておくのもおすすめです。
パスワード管理専用のノートも市販されていますので上手に活用すると良いでしょう。
ただし、紙にメモをした場合は自分で責任を持って管理しなければいけません。
どこかに置き忘れてしまい、第三者に見られると情報がダダ漏れになる可能性が高いです。
そのため、一般的な会社ではセキュリティ上の問題で紙にメモをするのは好ましくないとして、許可していないケースが多いです。