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新入社員

新入社員に教えたいセキュリティ


知らなかったでは済まされない!

私の会社にも毎年新入社員が入ってきますが、その度に忘れかけていた新鮮な気持ちを取り戻させてもらっています。
新入社員だからと言って、万が一会社の大事な情報を外部に漏らしてしまうような事態に陥っては絶対に許されません。
知らなかった、教えてもらわなかったでは済まされる話ではないのです。
社会人として当然のこと、常識だと考えてもらわなければいけないのがセキュリティ対策なのです。
セキュリティ担当として研修を行うこともあるのですが、新入社員に教えたいセキュリティについては実は研修だけでは教えきれないほどたくさんあります。
その中でも特に重点的に教えていることをいくつかご紹介します。

会社で決められたルールは厳守する

私の会社で決められているセキュリティ対策については必ず守ってもらわなければいけません。
常識として知っておいてもらいたいのが、会社ではUSBを使用しないこと、サイトのログイン情報は厳重に管理することなどがあります。
「なぜ会社ではダメなの?」と疑問に思う時点で間違っていると捉えてもらわなければいけません。
特に社内で認められているツール以外のものを使用するのは絶対に止めてください。
どんなに便利なツールであっても、会社のセキュリティの脅かす存在になるかもしれないと考えてください。
自分勝手な判断で使用すると、会社に大きな損害をもたらすことになると覚えておきましょう。

オンとオフを区別させる

会社の業務ではパソコンを使用することになりますが、仕事とは関係ない事を行うのは止めてください。
仕事でどうしても調べなければいけないという場合はインターネットで検索することもできますが、明らかに私的な用途で検索機能を使用するのはやめましょう。
場合によってはウィルスが仕込まれているページにアクセスしてしまい、会社のパソコンがウィルスに感染し社内に広まる可能性もあります。
どんなに隠していても、原因を探っていけば感染源がわかるので隠しきれなくなってしまうのは目に見えています。

メールの取り扱い

特に注意して欲しいのはメールのやりとりについてです。
仕事上のメールは全く問題ありませんが、私的な連絡手段として会社のメールアドレスを使用しないでください。
個人に割り当てされているメールアドレスであっても、会社のメールアドレスであることを忘れないでください。
場合によっては会社宛のメールアドレスに詐欺メールが紛れ込んでいる場合があります。
あるサイトを偽装した発信元からログイン情報を入力するように促される内容などの詐欺メールが横行しています。
会社の大事な情報を簡単に外部に漏らすことは絶対に許されません。
怪しいメールが届いた場合は必ず先輩や上司、セキュリティ担当者に連絡を入れるようにしてください。